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セカンド・ラブ

第2の青春は、何歳からでも

──78歳から動き出した金星──


ある78歳の女性が、人生の新しい一歩を踏み出しました。

きっかけは「腸活」です。


娘さんが腸のマッサージを専門にするお仕事を始めたことから、

「私も受けてみようかな」と軽い気持ちで試したそうです。

今回特に印象的だったのは、

**金星(やりたい!で動く星/牡羊座)**と、

月(人とつながり元気になる星/天秤座)。


この2つが動き出すとき、人は年齢に関係なく新しい一歩を踏み出せます。

施術を受けてから体は軽くなり、気持ちも明るくなりました。

体重も減って、鏡を見るのが楽しくなったといいます。


長い間、家族やご近所のために動き、自分のことは後回しだった彼女。

けれど体調が整うと、「これからは自分のためにもっと挑戦したい」という思いが自然と湧いてきたのです。


天王星期は「変化の年」、青春は金星

心理占星術では、71〜84歳ごろを「天王星期」と呼びます。

これは「心に新しい風が吹く変化の年」。


そして、その変化を生き生きと楽しむためのカギが金星です。

金星は「好き」「ときめき」「心地よさ」を象徴する星。

これが動き出すと、まるで第2の青春のように毎日が色づきます。


5つの星で見る変化の流れ

金星(牡羊座)=やりたい!で動く

火星(牡羊座)=即行動で加速

太陽(牡牛座)=心地よさを形に

月(天秤座)=人とつながり元気に

水星(牡羊座)=思いつきをすぐ伝える


この5つの仕組みですね。これが連動すると、新しい挑戦が自然に広がっていきます。

金星は何歳からでも育つ

金星は年齢に関係なく、いつからでも育て直せます。


年代別・金星開発のポイント

40代:役割に埋もれがちな時期。自分の「好き」を再発見するきっかけに。

50代:体や生活リズムの変化が出やすい時期。無理のない心地よさを見つけることで、次のステージが豊かに。

60代:時間の使い方を自分で選べるようになる時期。これまでの経験を活かして新しいときめきを取り入れる。

70代以降(天王星期):変化の風が吹く時期。金星を動かせば第2の青春が始まります。


セカンド・ラブ──第2の青春は何歳からでも。

78歳からでも、40代からでも、金星は必ず育ちます。

私の金星開発セッションや五天体開発セッションでは、

この流れを一人ひとりの星で読み解き、次の一歩につなげるお手伝いをしています。



実は私の金星には、アスペクトがありません。

西洋占星術では「ノーアスペクト」と呼ばれます。

これってどういうことかというと――


たとえば、ラジオのチューニングがなかなか合わない、そんな感覚。

まわりの人たちが“楽しい音”をキャッチしているのに、

自分にはうまく届かないような、少しだけ孤独な感覚がありました。


でも、決して“楽しんでなかった”わけじゃありません。

むしろ「いつも楽しそう」と言われてきたタイプです。

だからこそ、自分でも違和感に気づかずに過ごしていた時期もありました。


金星の“好き”や“心地よさ”、“喜び”は、

本来18〜25歳くらいの間に自然と育っていく感覚。

でも私は、当時はどこかで親やまわりに合わせていて、

自分のチューニングを合わせるより、

他人のチューニングに耳を澄ませていたのかもしれません。


だから、今になって

少しずつ「これが私の“楽しい”かもしれない」と思えることが増えてきたとき、

それがどれだけ尊いことかを、心から感じられるようになりました。

ラジオの周波数がようやく合ってきた。


そんな感覚です。

ノーアスペクトは「ない」ことが問題なのではなく、

“誰ともつながっていないからこそ、自分だけの周波数を持っている”ということ。

だから、誰かと比べにくく、そしてちょっと孤独を感じやすい。


けれど、それは決して弱さではなく、

「他の人にはない色を持つ」という、れっきとした個性なんです。

私はその個性を、今ようやく受け入れて、楽しんでいます。


だから、楽しそうに輝いている人を見ると、素直に惹かれるし、

年齢問わず、心から楽しんでいる人と出会うと、

「その感覚、ほんとうに素敵だな」と思うようになりました。


私にとって「楽しむこと」は、人生をととのえる大切な軸になっています。

「楽しむ」って、

高価な贅沢をすることじゃないと思うんです。


たとえば、

お気に入りの器でお茶を淹れる

空を見上げて「今日の空、きれいだな」って思う

何気ない会話に笑える時間

そんなささやかなことを、

「いいなぁ」と感じられる感覚。


それを一つずつ積み重ねていくことで、

自分のチューニングが、少しずつ“合っていく”ような気がしています。

そして、同じように

「自分の“好き”がよくわからない」

「楽しむって、どういうこと?」と感じている人がいたら、

一緒にその“チューニング”を合わせていけたらいいなと思っています。


そんな想いから、私は「金星セッション」をはじめました。

無理に楽しもうとしなくて大丈夫。

“育てなおす”という視点があれば、今からだって十分間に合います。


誰よりも、楽しむことの大切さを大切に思っている私だからこそ、

そっとお手伝いができると信じています🌿


そしてもうひとつ。

金星は“魅力”を表す星でもあります。

ノーアスペクトだからこそ、

「他の人にはない魅力(味わい)」を持っていたんだと、今は思えるのです。

自分では気づいてなかったけれど、

“周波数が合ってきた”今、ようやくわかってきました。


だから私は、

「楽しんでいる自分」そのものが、何よりの魅力なんだと思っています。


皆さんの魅力・・・金星セッション

DM又はLINEからお問合せくださいね。



「最近、自分の“好き”がよくわからなくなってきたな」

そんなふうに感じることってありませんか?

なんとなくモヤモヤして、

「このままでいいのかな」とか

「何か学びなおさなきゃいけないのかな」って思ってしまう。

でも私は、そういう時こそ──

“学びに行く”よりも、“思い出す”ことの方が大事なんじゃないかなと思うんです。

私たちって、子どもの頃はもっとシンプルに

「これ好き」「これはイヤ」って感じてたと思うんですよね。

でも、大人になるにつれて

親や先生、周りの人の期待に応えることが当たり前になって、

いつの間にか“自分の感覚”を後回しにしてしまう。

すると、「自分が本当に好きなこと」って、

少しずつ見えにくくなっていくんですよね。

でも、それって無くなったわけじゃなくて、

ちゃんと自分の中にあるまま、置いてきただけだと思うんです。

だから、「見つける」んじゃなくて、

「思い出す」だけでいい。

ふとした瞬間に

「そういえば、これ好きだったな」とか

「これ、昔よくやってたな」って思い出すこと、ありませんか?

そんなふうに、自分の“快・不快”にそっとふれていく時間って、

すごく大切だなと感じています。

ただ、そうやって感覚を思い出そうとすると、

ちょっとしたモヤモヤが出てくることもあるんですよね。

「これってわがままかな?」とか

「誰かに否定されないかな?」って。

だから、私は金星開発セッションでは、

感覚そのものよりも、それを思い出したときに出てくる気持ちに寄り添うようにしています。

そしてもう少し深めてみたい方へは、

金星から火星・太陽・月・水星までを丁寧にたどっていく

5天体継続セッションもご案内しています。

どちらも、何かを“学び直す”ためではなく

**「思い出すための時間」**です。

🕊️お問合せは、

InstagramのDMまたはLINE登録からお気軽にどうぞ。

タイミングが合う方と、お会いできるのを楽しみにしています。

必要な方に、やさしく届きますように◎

太陽が獅子座のあなたへ

2026年は、獅子座のあなたにとって12年に一度のターニングポイントです。

この年、「拡大」や「発展」をもたらす星・木星が獅子座に巡ってきます。


それはまるで、自分の中の光にスポットライトが当たるようなとき。

とはいえ、いきなり何かが変わるというよりも──


・昔はうまく言えなかった「やってみたい」が、少し言葉になる

・一度手放したはずの夢に、今の自分で向き合ってみたくなる

・「このままでいいのかな?」という気持ちに、前向きな答えが見えてくる


そんなふうに、過去と未来が重なるような、内側から自然に動き出す節目となりそうです。

いまのあなたは、12年前に埋めた「タイムカプセル」を開けるようなときかもしれません。

そして同時に、これからの12年に向けて、新しいカプセルを埋めていくような時間でもあります。


それは「この道でいい」と確信することかもしれないし、

「次はこうしてみたい」と思える方向転換かもしれません。

どちらにせよ、大切なのは“意識すること”。


この星の流れに気づき、今の自分に問いかけてみることです。

たとえば──

・仕事の中で、もっと表現していきたいことは何か?

・人との関係性の中で、大切にしたい自分の軸は?

・私の「好き」は、どんな行動や感情の中に現れるのか?


こうした問いを通して、

心の中にある想いを“見える形”にしておくこと。

それが、次の12年をしなやかに進むための、第一歩になります。

こうしたタイミングを意識し、流れにそっと乗っていくことは、

ひとつの「開運」のかたちでもあるのです。


【金星セッション・五天体セッション 受付中】

DMまたは公式LINEより、お気軽にお問い合わせください。

ちょうど3年前の夏前くらい。

コロナの影響で、外に出ることも、人に会うこともままならなかった頃。

「家にいる時間が長いのに、なぜか落ち着かない」


そんなもやもやを感じていた私は、ある決断をしました。

収納アドバイザー兼ルームスタイリストのまゆみさんに、

https://www.mayushiba.com/

“暮らしの土台”を整えるサポートをお願いしたのです。


当時は、今ほど「収納アドバイザー」という職業が知られていなくて、

主婦でもある私が「お金を払ってプロにお願いする」ということに、

どこか罪悪感のようなものがありました。


でも、人にも相談できず、自分でもどうしていいかわからないなら、

プロに頼ってみよう、と腹を決めました。

お金はかかるけれど、きっと“今の私に必要な投資”だと思えたんです。


それから3年。

今回、まゆみさんが久しぶりに我が家に来てくださって、

収納のアフターフォローとインテリアの見直しをしてくれました。

「3年たっても整ってますね!」と合格点をいただき、

ちょっとほっとした自分がいました。


特に今回は、“緑の置き方”に新しい提案をもらって、

空間がふっとやわらかく、呼吸しやすくなったように感じました🌿


✨ 金星のテーマと重なること

占星術では、

“心地よさ” “美意識” “好き・嫌い” “お金”などをあらわすのが金星。

あのとき、「整えるためにお金を出す」という選択をしたこと、

暮らしの中の“わたしらしさ”を見つけ直したことは、

まさに自分の金星と向き合うプロセスだったのだと思います。


お金は無限ではないけれど、

「出す」と決めた瞬間から、循環が生まれ、流れが変わる。

誰かや何かに頼ることは、

“自分を信じる”ことの一歩でもあります。


💫 おわりに

今、私は占星術とタロットを通して、

「整えること」や「自分の“好き”に正直になること」をお伝えしています。

あのときの選択があったから、

今の金星セッションにつながっているのかもしれません。


整った場所には、アイデアが降りてくる。

そんな実感を、これからも大切にしていきたいです。


🌿 最後に。

最強の親戚・ウルトラウーマンまゆみさん、

いつもありがとう🌿

これからもお互い、いい流れで進んでいけますように✨

🪐金星セッション(モニター受付予定です)

準備が整い次第、ご案内させていただきます。


実は、昔から人との関わりは多い方でした。

学生時代もいろんな人と交流があり、会社員時代も人と関わるのが好きで、

「人と仲良くするのが当たり前」と思っていました。

でもなぜか、ある時ふと、すごく疲れている自分に気づいたんです。

「もしかして、私って人見知りなのかな」

そんなふうに思うことで、どこか心の整理をつけていたように思います。

でも本当は――

私、人見知りじゃなかったんです。

初対面でも誰とでも話せるし、表面的には社交的。

でも内側は、ものすごく感受性が高くて、

自分にとって“心地よいつながり”じゃないと、すぐに疲れてしまう。

それを「人見知り」と思い込んでいたんです。

この感覚に気づいたのは、

ホロスコープで「金星」を見つめ直したときでした。

私の金星は、山羊座の最後の度数で、逆行していて、8ハウスにあります。

さらに、他の天体と主要なアスペクトがない「ノーアスペクト」という配置。

だからこそ私は、

「人との深いつながり」を大切にしたい気持ちが強い反面、

“どこでどう関わるか”が自分の中でとても繊細なテーマだったんです。

実は、私は商売をしていた家で育ちました。

お客様も従業員さんも、いつも誰かが出入りしている家。

子どもの頃から、人と関わることが日常の中にありました。

「誰とでもうまく関われるのが理想」

そう思い込んでいたのも自然なことだったのかもしれません。

でも今ははっきりわかるんです。

広げることよりも、深めること。

“信頼できる少人数”と、丁寧につながることが、

私にとっての「豊かさ」だったんだと。

もちろん、フィルターをかけずに人と関わるから、

傷つくこともあるし、疲れることもあります。

でも私は、疑わずに出会いを信じたい。

その先に、かけがえのないご縁があるから。

金星が“動き出す”と、

「え、私、そんなに広げなくてよかったんだ」

「“この範囲で”尽くすことが、私の喜びなんだ」

そう思えるようになります。

この感覚を取り戻したとき、

心がふっと、楽になりました。

🪐「もう無理しない」

🪐「星を味方に、らしさで働く」

そんな金星セッションの入口で、

あなたの“心地よいつながり”のヒントが見つかるかもしれません🌿

🌻暑中お見舞い申し上げます🌻

気づけばもう7月。あっという間ですね。

今月の占い館のスケジュールをお知らせします🪐

最近はというと…

個人の活動で、新しいセッションメニューをコツコツと形にしています。

あとは、相撲の「二子山部屋」の動画を見るのがちょっとした楽しみに。

お相撲さんって、あんなに大きいからすごく大人に見えるんですけど、

よくよく見たら、息子よりも若い力士たちもいて…

高校野球の選手たちが“息子世代”に感じていたのが、

いつの間にか世代のズレを感じるようになったのと、ちょっと似てます。

ちゃんこ番の力士が、お料理に戸惑いながらもだんだん手際よくなる姿や、

クックパッドを見ながら一生懸命に作っている様子なんかを見ると、

なんだか親のような気持ちで応援したくなるんですよね。

SNSで切り取られた情報だけじゃなく、

そういう日常の一コマに触れられるのって、やっぱりいいなあと思います☺️

そんな日々の合間に、今月も占い館でお待ちしています。

🌟今月の在館日

→ 第一・第三金曜日+毎週土曜日

詳細はカレンダーをご覧くださいね📆

(ご予約いただけると確実です)

──人間関係も、好みも、そして人生も変わっていくから。


「昔は苦手だったのに、今は好きになった」

そんな食べ物、ありませんか?

子どもの頃は見向きもしなかったものが、

大人になってふと美味しく感じる瞬間。


あれ、前はこれ嫌いだったのに…?

と、自分でもちょっと驚くことがあります。

でも、それって実は──


あなたの価値観がアップデートされたサインなんです。

食べ物の好みって、味覚の問題だけじゃなくて、

「いまの自分にとって心地いいかどうか」という

感覚のセンサーが働いている状態。


つまり──

何を好きと感じるか”は、人生とともに自然に変わっていくものなんですね。

そしてもう一つ。

この「価値観の変化」が、いちばん表れやすいのが人間関係です。


昔は楽しかったのに、今はちょっとしんどい。

前は遠慮せず話せたのに、今は気を遣う。

それって、どちらが悪いわけでもなくて、

お互いの“価値観”が変わっただけ。


逆に言えば、「合う人」が変わってきたのは、

あなたがちゃんと成長している証拠でもあります。

心理占星術では、「金星」は“好き”や“価値観”、“人との関わり方”を表す星


この金星のテーマが自然に育ってくるのが、18〜25歳の頃。

恋愛、友情、美意識、自分らしさ──

肌で感じながら”価値観がつくられていく大切な時期です


でもその頃に、

✔️ 誰かに合わせてばかりいた

✔️ 我慢するのが当たり前だった

✔️ 自分を後回しにしていた

そんな経験があった方は、

“本当の好き”を味わえないまま大人になっていることもあるんです。


けれど、人生はやさしいから

あとから「もう一度、そのテーマに向き合う機会」がやってきます。

それが30代でも、60代でも、何歳でもいい。


いくつになっても、

18歳のように好きに出会い直す”ことはできるのです。

最近、こんなお声をいただくことがあります。

「なんか最近、まわりの人が離れていく感じがして…」

「好みがガラッと変わってきて、自分でも驚いてます。年のせいですかね?」


そんなふうに“なんとなく変わってきた感覚”を持ちながら、

「これってどういう意味なんでしょうか?」と、

確認しに来られる方が増えています。


私はそういう時、ホロスコープ(星の動き)を照らし合わせながら、

その方の今の状態を一緒に見ていきます。


✔️ どこかで感情が滞っていたり

✔️ 昔のままの価値観でがんばり続けていたり

✔️ もう役目が終わった人間関係にしがみついていたり

そんな小さな“ひっかかり”が見つかることも多いんですね。


そして、私のセッションはこんなふうに進んでいきます。

星やカードを通して、

その方の中にある“まだ形になっていない思い”や“変化の予感”を感じ取りながら、

そっと言葉にしていきます。


一緒に“今”を確認しながら

未来へ向かって進むための言葉を、

ゆっくり探していくような時間です。


変化に戸惑うのは、

それだけあなたが変わっている証。

「わたし、変わっていいんだ」

そう思えたときから、

人生がまた、軽やかに流れ始めるのを私は何度も見てきました


だからもし、今

✔️ 昔と好みや人間関係が変わってきた

✔️ 自分の“好き”がわからなくなってきた

✔️ モヤモヤして、前の自分に戻れない感じがある

そんなふうに感じていたら──

それは価値観がアップデートされているサインかもしれません。


わたしの“好き”から始める /

🪐金星セッション(モニター受付予定です)

準備が整い次第、ご案内させていただきます。

🌿個人セッションは通常通り受付中です。

プロフィールリンクからご覧くださいね。

いくつになっても、

自分の“好き”をもう一度、育て直すことはできる。

そしてその先に、


もっとしっくりくる人間関係、

もっと自由な生き方がきっと待っています。

あなたが、“今のあなた”として軽やかに生きていけますように。

もともと私は、相撲のことにあまり興味がありませんでした。

土俵入りの所作や型を見るよりも、どこか遠い世界のことのようで。


でも最近、あるYouTubeチャンネル──

子山部屋の動画に出会って、

「相撲の中で生きている人たち」の姿に、思わず心をつかまれました。


たとえば、弟子たちが慣れない手つきでご飯を作っている様子。

家では料理なんてしたことがなかったような若い子たちが、

親方やおかみさん、仲間たちのために台所に立つ。


うまくいかなくても、少しずつ手際よくなっていく。

おかみさんは母のように静かに見守り、

親方は父のように、背中で語っている。


そこには「型」ではなく、

ひとりひとりの“生き方”がにじんでいる気がしました。


多くの人と一緒に生活をする中で、

「これはちょっと苦手かも」「これは好きかも」

そんな風に、自分の感覚が少しずつ見えてくる。


最初はただ流されていた子たちが、

だんだんと自分の軸を持ち始めるように見えました。


好き嫌いって、わがままじゃなくて、

その人にとっての価値観のはじまり。


そしてそれがあるからこそ、

よりよい人間関係や、働き方に結びついていく。


そんな姿を見ながら、

「金星ってこうやって育っていくんだな」と感じました。


そこから、少しずつ昔の力士のことにも目が向き始めて、

ある日ふと、北の富士さんという方の話を知りました。


NHKの解説でも有名だった、静かに強く、美しい人。

弟子に裏切られても一切語らず、

理事長の座を辞退し、すっと身を引いていった。(事実かどうかはわかりませんが・・・)

その姿に、私は強く胸を打たれました。


美しさって、こういうことなのかもしれない。

誰かに見せるためじゃなく、

自分にとって「こうありたい」と思える姿を選び続けること。


それが、私の金星──

山羊座にある“美意識の星”に深く響いたのかもしれません。


金星は、好き嫌いの星──とよく言われます。

でも私は、こう思っています。


「好き」は、もっと静かに、じわじわと育っていくもの。

誰かの生き方や、言葉の間(ま)や、沈黙の中に宿るもの。

それを感じる力が、きっと私たちの金星なんじゃないかなと。


そしてもうひとつ、大切だなと思うのは、

その「好き」に、ちゃんと意識を向けてあげること。


金星の感覚は、気づかないうちに反応していることが多いけれど、

そこに目を向けて、丁寧に選び取っていくことで──

その“好き”は、やがて自分の軸になっていく。


美意識は、無意識のままでも育つけれど、

意識して使うことで、もっと“ぶれない私”になっていける。


金星の感覚に気づいて、

それを少しずつ育てていくことは、

人生の土台を整えることでもあります。


「こういう人と関わりたい」

「こんな働き方がしたい」

そのヒントは、自分の“しっくり”の中にある。


私が行っている金星セッションでは、

自分にとって心地よいものや、

“軸になる価値観”を見つけていくサポートをしています。

人間関係も、働き方も、

「自分らしさ」から整えていきたい方に。


📩 金星セッションにご興味をお持ちいただけましたら、

LINE登録またはホームページのDMから

「金星セッション希望」とメッセージをお送りください。

占星術が初めての方や、他業種の方でも安心してご参加いただけるよう、

丁寧にご案内いたします。

Zoomまたは対面での実施となります。

星を味方に、“らしさ”で働くセッション《わたしの取扱説明書づくり》後編

前回のブログでは、「金星=わたしの“好き”と“快”」という感覚を見つけたことから、

「ちゃんとしたい」「信頼されたい」——それが私の“快”なんだと気づきました。

でも、それだけではまだ前に進めなかった。今回は、そこからさらに「自分に合った働き方」を見つけていくプロセスをお話しします。


🌟“好き”だけじゃ足りなかった。順番に気づいたら、働くことが楽になった

「ちゃんとしたい」「信頼されたい」——それが私にとっての“快”であり、自分を支える感覚でした。

でも、その“好き”だけでは、実際にどう動いて、どう続けていけばいいのか。わからなくなって立ち止まることもありました。


🔁 原因は、“わたしの順番”がバラバラだったこと

頑張っているのに空回りしてしまう。好きなことをしているはずなのに、なぜか疲れてしまう。

その理由は、“わたしの中の順番”が合っていなかったからでした。


💡 そもそも「働きやすさ」って、人によって違う

事務の仕事が得意な人もいれば、感覚的な仕事が向いている人もいる。

合う・合わないは、スキルや努力だけじゃなく、「自分の持って生まれたしくみ」にヒントがあります。

それを読み解くのが、私たちが見ている “5つの天体”です。

金星=「好き・快・心地よさ

火星=「行動パターン

=「感情と安心のポイント

太陽=「目指したい理想やビジョン

水星=「考え方・伝え方のクセ

この5つの要素の“順番”や“関係性”を知ることで、自分に合った働き方や無理のないペースが見えてきます。これらを客観的に見つめ直すのが、心理占星術の視点です。


🧠 私がミスが多かった理由も、順番としくみにヒントがあった

会社員時代、私はとにかくミスが多く、落ち込むことも多々ありました。

細かい数字より、全体像を捉えたいタイプ(

感覚で理解して、言葉にするのがゆっくり(水星

自分よりも周囲を優先してしまう傾向(火星


振り返ると、ミスの多かった自分に落ち込むこともたくさんありました。「もっとできるようになりたい」「迷惑をかけたくない」と思って、一生懸命でした。

今なら、私の中には“得意・不得意の傾向”があったことがわかります。月や水星、火星の性質が、私にとっての「向いている形・リズム」を教えてくれていました。


決して“ミスしてもいい”ということではなく、だからこそ「どうしたらもっと自分を活かせるか」を知る視点があれば、もっと早く、自分らしい工夫や選択ができたのかもしれません。

当時は気づけなかったけれど、「職場を明るくする」「人を大切にする」そんな自分のよさも、ちゃんとあったと今では思えています。


🌱 自分の順番と特性を知ることで、楽に働けるようになった

今の占いの仕事が楽しいのは、自分の“好き(快)”を大切にできているから。そして、自分のリズムや考え方を活かせる働き方だからです。

これは天体のせいではなくて、「私はこういう特性だったんだ」と知ったことが大きかった。

ひとつひとつの性質は、悪いものではなく、ただ“順番”がズレていただけだった。

そのズレを整えることで、無理しない、やさしい働き方ができるようになりました。


✨ 5つの天体を知ることは、「自分を味方にする」こと

この5つの天体のどこが滞っているかを客観的に見つめ直すことで、「なんとなくうまくいかない理由」が少しずつ解けていきます。

けれど、これは一度話してすぐに答えが出るものではありません。だからこそ、私たちが少しずつ寄り添いながら、丁寧に一緒にひも解いていくのです。


そして一ヶ月もすれば、またもとの悩みに戻ることもあります。だからこそ、戻らないように伴走するのが私たちの役目。

この5つの天体の順番を整えていくことで、「自分を責めない働き方」や「人を傷つけず、自分も傷つかない生き方」が見えてきます。それは、きっと毎日をもっとやさしく、心地よく変えていってくれるはずです。


🔍 この“順番”を一緒に見ていくセッション

《わたしの取扱説明書》づくりでは、この5つのポイントを丁寧に読み解きます。

まずは、自分の“好きと快”=金星を見つめ直すところから。金星セッションが、そのスタートラインです。

もし金星セッションにご興味をお持ちいただけましたら、LINE登録またはホームページのDMから「金星セッション希望」とメッセージをお送りください。

占星術が初めての方や、他業種の方でも安心してご参加いただけるよう、丁寧にご案内いたします。ご連絡を心よりお待ちしております。

zoom又は対面になります。

わたしの好き”を知ることで、働き方が変わり始めた話

「もっと自由に働いていいよ」

「自分らしく、好きなことで生きていこう」


そんな言葉にあこがれていたのに、

私はずっと、どこかでモヤモヤしていました。

やりたい気持ちはあるのに、動けない。


自由にって言われても…どうやって?

何が自分らしいのかすら、わからなくなっていました。

あるとき占星術を学ぶ中で、

「金星という場所が、自分の“好き”や“心地よさ”を表している」と知って、

私ははじめて、自分の内側にある“快・不快”の感覚を思い出しました。


🌿私の“好き”は「ちゃんとしたい」だった

私の金星は「山羊座」にあります。

信頼されたい

いい加減なことはしたくない

意味のあることを、ちゃんと形にして届けたい

これが、自分の中にずっとあった“好き”の感覚でした。


「とにかく楽しいからやる」よりも、

「これには意味がある」「誰かの役に立つ」

そう思えることの方が、私にとっては大事だったんです。


👩‍💼10年以上働き続けた会社員時代

私は以前、大手企業で事務の仕事をしていました。

数字の多い業務で、正直ミスも多く、陰で言われることもありました。


それでも辞めることなく10年以上働き続けられたのは、

「ちゃんとしたい」「責任を持ちたい」という価値観が、私を支えていたからだと思います。

寿退社で会社を離れたあとも、

そこで学んだ礼儀や丁寧さは、今の私の強みになっています。


🌙「本音でいたい」気持ちもずっとあった

私は昔から、

「本音でつながっていたい」

「気持ちをごまかしたくない」

という想いが強くありました。


器用に立ち回れない私は、若い頃よく誤解されました。

でも、それでも「この人は大切にしたい」と思う相手には、

まっすぐに向き合ってきました。


きっと私は昔から、

**「誰でも同じように」ではなく、「大切な人に丁寧に向き合いたい」**という感覚を自然と持っていたのだと思います。


🌈今の仕事は、「好き」と「快」が満たされている

今、私は占いという仕事をしています。

人の言葉に丁寧に向き合って、

感覚を言葉にして、そっと届けていく。


この働き方は、私にとってとても心地いいものです。

不器用でも、自分のペースで続けていける。

「わたしの好き」を大切にできている感覚があります。


🌟「なんで動けないんだろう」には、ちゃんと理由がある

やりたいことがあるのに、なぜか動けない。

頑張ってるのに、どうして疲れてしまうんだろう。

それは、「やり方」が間違っているのではなく、

自分の“快”を知らずに、理想だけを追っていたからかもしれません。


金星=わたしの“好き”と“快”

ここに戻ったとき、私は少しずつ動けるようになりました。


🔗【金星セッション】のご案内

🌿やりたいことがあるのに、なぜか動けない

🌿人に合わせすぎて、自分のペースがわからない

🌿“好き”や“心地よさ”がよく分からなくなっている

そんな方へ。

まずは「私はどんな“快”を求めてるんだろう?」

その感覚を一緒に見つけていくセッションです。

📩 セッションの詳細やご予約については、

▶【公式LINE】または【HPのお問い合わせフォーム】よりお気軽にご連絡ください。

※LINE登録後に「金星セッション希望」とメッセージをお送りください

※日程や内容について丁寧にご案内いたします