実は私の金星には、アスペクトがありません。
西洋占星術では「ノーアスペクト」と呼ばれます。
これってどういうことかというと――
たとえば、ラジオのチューニングがなかなか合わない、そんな感覚。
まわりの人たちが“楽しい音”をキャッチしているのに、
自分にはうまく届かないような、少しだけ孤独な感覚がありました。
でも、決して“楽しんでなかった”わけじゃありません。
むしろ「いつも楽しそう」と言われてきたタイプです。
だからこそ、自分でも違和感に気づかずに過ごしていた時期もありました。
金星の“好き”や“心地よさ”、“喜び”は、
本来18〜25歳くらいの間に自然と育っていく感覚。
でも私は、当時はどこかで親やまわりに合わせていて、
自分のチューニングを合わせるより、
他人のチューニングに耳を澄ませていたのかもしれません。
だから、今になって
少しずつ「これが私の“楽しい”かもしれない」と思えることが増えてきたとき、
それがどれだけ尊いことかを、心から感じられるようになりました。
ラジオの周波数がようやく合ってきた。
そんな感覚です。
ノーアスペクトは「ない」ことが問題なのではなく、
“誰ともつながっていないからこそ、自分だけの周波数を持っている”ということ。
だから、誰かと比べにくく、そしてちょっと孤独を感じやすい。
けれど、それは決して弱さではなく、
「他の人にはない色を持つ」という、れっきとした個性なんです。
私はその個性を、今ようやく受け入れて、楽しんでいます。
だから、楽しそうに輝いている人を見ると、素直に惹かれるし、
年齢問わず、心から楽しんでいる人と出会うと、
「その感覚、ほんとうに素敵だな」と思うようになりました。
私にとって「楽しむこと」は、人生をととのえる大切な軸になっています。
「楽しむ」って、
高価な贅沢をすることじゃないと思うんです。
たとえば、
お気に入りの器でお茶を淹れる
空を見上げて「今日の空、きれいだな」って思う
何気ない会話に笑える時間
そんなささやかなことを、
「いいなぁ」と感じられる感覚。
それを一つずつ積み重ねていくことで、
自分のチューニングが、少しずつ“合っていく”ような気がしています。
そして、同じように
「自分の“好き”がよくわからない」
「楽しむって、どういうこと?」と感じている人がいたら、
一緒にその“チューニング”を合わせていけたらいいなと思っています。
そんな想いから、私は「金星セッション」をはじめました。
無理に楽しもうとしなくて大丈夫。
“育てなおす”という視点があれば、今からだって十分間に合います。
誰よりも、楽しむことの大切さを大切に思っている私だからこそ、
そっとお手伝いができると信じています🌿
そしてもうひとつ。
金星は“魅力”を表す星でもあります。
ノーアスペクトだからこそ、
「他の人にはない魅力(味わい)」を持っていたんだと、今は思えるのです。
自分では気づいてなかったけれど、
“周波数が合ってきた”今、ようやくわかってきました。
だから私は、
「楽しんでいる自分」そのものが、何よりの魅力なんだと思っています。
皆さんの魅力・・・金星セッション
DM又はLINEからお問合せくださいね。
0コメント