子どもたちに勧められても、
なぜか見なかった『ラヴ上等』。
でも夫が見ていて、
なんとなく一緒に見始めたら……
まさかの、見入ってしまいました。笑
ちなみに、
『ラヴ上等』の回しものではありません😂
若者たちの恋愛リアリティ番組なのですが、
そりゃ〜もう、なかなかハードです。
絵柄も派手。
地上波ではなかなか見ないような
タバコぷかぷかの場面もあるし、
女子の日の話だったり、
「そこまで言う?」みたいな言葉だったり。
正直、
言葉が頭に入ってこないことも度々。笑
好みはかなり分かれると思います。
でも、見ているうちに
私は恋愛そのものより、
だんだん違うところが気になってきました。
好きになる。
傷つく。
嫉妬する。
腹が立つ。
自分を守る。
誰かを信じてみる。
強そうに見える人の中にも
寂しさがあったり、
乱暴に見える人の中にも
不器用な優しさがあったり。
出演している人たちだけじゃなく、
見ているこちら側の感情まで忙しい。
もう、
感情の24色色鉛筆やん。笑
私はあえて、
「カラフル」という言葉を使いたくなりました。
見ていて特に感じたのは、
疑問に思ったことをぶつけたり、
違うと思ったら言葉にしたり、
謝るときは謝って、
相手を認めるときは認める。
まあ〜、
面倒くさいやり取りです。笑
でも、この面倒くさいやり取りこそ、
実はとても大事なんじゃないかと思ったんです。
若い時期って、
自分は何が好きで、
何が嫌で、
どんなことで傷ついて、
どんな人と一緒にいたいのか。
人との関わりの中で
ひとつひとつ確かめていく時期でもあります。
私はこれを、
「金星を育てる時期」と捉えています。
金星というと、
恋愛やおしゃれ、
好きなものを楽しむこと、
そんなイメージが強いかもしれません。
でも私にとっては、
もっと土台の部分。
私は何を心地いいと思うのか。
私は何を大切にしたいのか。
私はどういう人でいたいのか。
そういう自分の価値観を、
感情を通して知っていくこと。
そこが少しずつ整ってくると、
人生で迷子になりにくくなる。
だからこそ、
この時期の面倒くさい感情のやり取りから
逃げないことって、
とても貴重なんだなと思います。
『ラヴ上等』がおもしろいのは、
期間限定の“学校”のような場所で
共同生活をするところでもあります。
親もいない。
昔からの友達もいない。
知り合いもいない。
まずは
「はじめまして」の自己紹介から始まる。
ある意味、
それまでの自分を知らない人たちの中で
もう一度、自分をつくっていける場所です。
生まれ変わるチャンス、と言ってもいいのかもしれません。
でも共同生活だから、
何か問題が起きても
簡単には逃げられない。
課題が出てきたら、
ずっと先延ばしにもできない。
誰かに
「ああしなさい、こうしなさい」
と指示されるわけではないけれど、
“学校”という設定だから
最低限のルールもある。
そして何より、
見ている人がいる。
だから本人たちだけの世界になりすぎず、
どこかに客観的な目線もある。
これって、
ものすごく濃縮された青春なのかもしれないなぁと。
最後の方には、
そんな目線で見るようになっていました。
そして私は思ったんです。
こういうことって、
若い時だけのものじゃないよね、と。
何歳になっても、
人との関わりの中で
自分の気持ちを知ったり、
今まで知らなかった感情に出会ったり、
自分の価値観を
もう一度つくり直したりできる。
恥ずかしがらなくてもいい。
「今さら」と思わなくてもいい。
そんな私自身も、
この数年で
自分の金星を育て直してきたように思います。
たとえば高校野球を見ていても、
後輩にレギュラーを奪われたら、
どんな気持ちなんだろう。
悔しい。
でも、同じチームだから応援する。
帰宅部だった私には
経験していない感情です。
でも今になって、
そういう場面を見ながら、
「人って、こんな気持ちになるんだなぁ」
と想像する。
それもまた、
自分の中に新しい色を増やしているのかもしれません。
まさかこの年齢になって、
自分の価値観の土台を
もう一度鍛え直すことになるとは
思ってもいませんでした。
でも、それは
若い頃をやり直したいからではなくて、
これからの人生を、もっと自分らしく楽しむため。
なのだと思います。
だから、
若い頃の自分に今伝えるなら——
あなたはまた、
自分軸を学び直す時がきますよ。
今度は、
人生を楽しむために。
そしてこれは、
今の自分への激励でもあります。笑
一度きりの人生。
いくつになっても、
知らなかった色に出会って、
自分の24色色鉛筆を
もっともっと増やしていけたらいいですね。
まさか『ラヴ上等』を見て、
こんなところまで考えるとは。
人生、
どこに学びが転がっているか
本当にわからないものです☺️
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